nu-box@moto

別れるなんてできない！

ポール君が我が家に来るにあたり、ローンの返済＆駐輪スペース確保のために売ろうと思ってたバス子なわけですが、いろいろと悩んだ末にとりあえずこのままキープすることにしました。ここしばらく全然乗ってないために不動の状態ではありますが、やはり大好きな車でもありますし、将来的に夢であるカフェをオープンさせることになれば、店の看板娘として働いてもらうつもりで買った車ですから。といってもやはり乗ってないわけで、維持費カットのためにもバス子には申し訳ないですが必要な時が来るまでは廃車手続きして眠ってもらおうかと。というか、もし誰か代わりに乗ってもらえるのならば無料でリースしたいんですがどうなんでしょう？そのほうが俺にもバス子にも嬉しいんですよね。リース中の維持費（ガス代、保険代、車検代、故障した場合の修理代etc）は負担してもらうことになりますが、それでもいいよって人（さすがに見ず知らずの人にはリースできませんが）は遠慮なくどうぞ！

さて、そんなわけでバス子がそのままとなるとポール君のハウスをどうするかって問題が浮上してくるわけで。まぁ家の裏の駐輪スペースに無理矢理ダブ子とK子を詰め込めば、バス子の前か後ろにスペース（今ダブ子を停めている場所）ができるので、しばらくはそれで行こうかなと。しかしポール君、ダブ子、K子の他にも実はモン子（数年間動かしてないカスタムモンキー）とマジ郎（エンジン焼き付いたまま放置のストリートマジック）がいたりして・・・。まぁモン子は今は結婚して家をでている兄のモノなわけですが、いいかげんマジ郎はどうにか処分しなければなぁと。いつか暇ができれば直してみようと思ってたんだけど、たぶん直さないだらうしな。売るにしても不動じゃなってのもあるし、正直面倒くさいのです。もうこうなりゃ誰か欲しい人いればあげますんで遠慮なくどうぞ！なにげに20万相当のカスタムパーツ（使用できる程度かは不明）が付いてたりします。

ってことでバス子とマジ郎をどなたかよろしくお願いします！

目覚めの儀式

雨の日が多くなってきた。梅雨である。バイクに乗れないのは辛いことだが、でも大丈夫、俺にはバス子がいるから。

そんなわけで久しぶりにキーを捻ってみると、ほったらかしにされれたことを怒っているのか素直に起きてはくれない。だが一呼吸置いて優しく揺するようにアクセルを２回ほど空踏みしてから再び声をかけると「もぉ、しょうがないんだからぁっ！」って感じで少しダルそうに目を覚ます。そしてそれから少しの時間、アクセルでご機嫌をとってやればパタパタと尻尾を振るような音をさせながら嬉しそうに聞いてくるのだ、「で、今日はどこに行くの？」と。

まったく、かわいいヤツである。

ロシア版ワーゲンバス！？

イラストレーターでもあり、フリーペーパー「ON THE ROAD MAGAZINE」の発行人でもあるGAOさんからの情報でこんな車の存在を知った。

ロシア版ワーゲンバス？その名はUAZ（ワズ）！

ワーゲンバスにも似た愛嬌のあるルックスでありながらアストロ並みの大きさらしい。それにワーゲンバス以上にシンプルな内装だから自分で色々と工夫する楽しみもありそう。しかも軍用としても使われる4WDなだけあって上記のオフィシャルサイトの動画を見るとかなりの走破性があるみたい。ワーゲンバスと違って今でも新車で買えるのもいいよね。あとは故障したとき等のアフターケアがどれだけ充実するかに注目かな？ワーゲンの場合は造りがシンプルだしユーザーが多いこともあって現行国産車よりパーツが安かったりするからね。そういった問題がクリアになって取り扱い店がもっと増えれば爆発的ブームになるかも。普通の車じゃもの足りないなんて人は今のうちにブームを先取ってみてはいかが？

車内ふしぎ発見！

前回書いたように只今ダブ子は入院中。そしてケイ子もパンク中。そんなわけでここ最近バス子に乗ってちょくちょく台場に遊びにいってる。駐車場あるし、ダーツが安く遊べる場所があるもんで。今日もスーパーレーサーで飯食って台場で遊んできたんんだけれど、スーパーレーサーを出て車を暖気していたら助手席の彼女が「シートの後ろの隙間に百円落ちてるよ。」と。彼女に取ってもらったらそれは百円ではなくて25セントの記念硬貨。さらにまだ落ちてるということで背もたれを前に倒してみたら他に1セント硬貨と芳香剤、ボトルに入ったエンジンオイルが出てきた。

前のオーナーのことはまったく知らないけれど、アメリカの硬貨が落ちてるってことはバス子はもともとあっちで乗られてたのかもしれない。オーナーの俺は海外なんて一度も行ったことないのに、この車はかつて広大なアメリカを走ってたのかもと思うと嬉しいような悔しいような不思議な気分。芳香剤にしてもバス子を買ったときから匂いはしていたものの、その元がどこにあるかわからず不思議に思っていた。エンジンオイルは古い車なだけにオイルが漏れたりして少なくなってしまった時のために前のオーナーが積んでおいたものと思われる。前のオーナーもいろいろトラブルに遭いながらも楽しく乗っていたのだろうか？

このようにこの車を買ってからそろそろ1年になるというのに、いまだに新しい発見がある。きっと普通に買った車じゃこんな面白さは味わえないと思う。はっきり言ってしまえば今回のような発見はデイーラー側のミスによるものだ。普通の中古車だったら清掃した際にこのような物は見つかり、捨てられるはずだから。でもなぜかこの車だとそんなこともまったくネガにならない。むしろ嬉しいくらいである。車だけじゃなくて、40年以上の間この車を乗り継いできたオーナー達の想いまでを俺は引き継いだような気がしてくる。この先、俺が誰かにこの車と想いを引き継いでもらうことになるかはまだわからないけれど、今は大事に、楽しく、たくさん乗ってやって俺の想いをしっかりとこの車に染み付けておこうと思った。

名湯？迷湯？バスの旅

今日はワーゲンバスで千葉へおでかけ。彼女と温泉でも入りにいこうかと。温泉っつーとやっぱ箱根が有名で手軽だけど、山はまだ寒そうなんで少しは暖かそうな千葉へ。やっぱりバスは海が似合うだろってのも大きな動機。実はバスでの冬の長距離はこれが初めて。相当寒いだろうなぁと思っていたけど気温もそこそこ高く、あってないようなものと決めつけていたヒーターが意外にもそこそこ頑張ってくれたおかげで結構快適だった。エンジンも暖まってしまえば60マイル巡行も楽勝だしね。いまさらだけどなかなかやるじゃん、俺のバス。

ルートは湾岸有明から東金まで行き、有料道路で九十九里まで抜けて下る感じ。当初は九十九里にある健康ランドみたいなとこに行こうかと思っていたんだけど、もうちょっと温泉チックなほうがいいなぁと思って勝浦の温泉へ行くことに変更。朝はまだ雨が降っていたけど暖気している間にほとんど止んだ。さっそく彼女を乗せて出発したのだが、わりと急な左カーブを曲がったらいきなり助手席のドアが開いて彼女落としそうになった・・・。彼女がちゃんと締めてなかったからなんだけど、泣きそうな彼女をなだめながら、やっぱりシートベルトつけよっかなぁ・・・なんて思ったり。ちなみに彼女はその後しばらく助手席ではなく後部座席に座っていた。

そんなこんなで不安な幕開けだったけれども、その後はいたって快調に走っていけた。渋滞もまったくなかったし、バスも調子良かったので九十九里までノンストップ。おかげで彼女の機嫌も治ったみたい。その後は勝浦まで南下していってツーリングマップルに載っている温泉へ・・・行ったらすでに潰れてた。そこまでの看板にも怪しい雰囲気が漂っていたけどやっぱりって感じ。しょうがないので近くにある勝浦温泉ってとこに変更。細い道を入って行った先にあったその温泉は見た目から昭和の香りプンプン。正直こりゃやっちまったかと思ったけどここまで来たら後には引けず。しかし駐車場には意外と車が多い。でもその全てが地元ナンバー。そして建物から演歌が聞こえてくる。どうやら今日はカラオケ大会らしい。意を決して中に入るとおばちゃん、いや、おばあちゃん達に物珍しそうに見られる。若者が一人もいないもんだから俺達メチャメチャ浮いてた。どうやらここは観光客よりも地元密着型温泉のようだ。建物の中も予想に反せず昭和そのもの。とりあえず入浴料を払い、おそるおそる脱衣場へ。ちなみに脱衣場に行く間の廊下に裸のじいちゃんが座ってた・・・。

脱衣場も当然ボロい。女用と男用は棚で仕切っているだけなので上から顔をだして隣を覗ける画期的な造りとなっている。浴室も年季の入った感じ。ここの温泉は麦茶のように茶色い色しており、ちょっと薬っぽい匂いとぬめぬめした感触が特徴。ぬめりの元は果たして温泉なのかじいちゃん達なのかを考えないように必死だった。でもやっぱり身体は暖まったし、肌もスベスベになった。他のお客さんも珍しいのか気軽に話しかけて来るので実は結構楽しかった。ちなみに彼女が湯に入っていたら外のおばあちゃん達が何人も覗きに来たらしい・・・。

それからは297号で市原まで北上し、高速で一気に東京へ。途中でイチゴを買って車内で食べたりしながらのんびり帰って来た。東京へ戻ってきたのが4時前くらい。まだ早い時間だったので、心配だったディズニー渋滞にハマることもなかった。今日は久しぶりにバスで遠出したけれど、たまには車でのんびりと出かけるのもいいなと思った。音楽や会話を楽しみながら気の向くままにバスを走らせるのは楽しいもんだ。バスも久しぶりにしっかり乗ってもらえて喜んでいるようだったし。やっぱりなんだかんだ言って良い車だなぁ。近いうちにまたどこか遠くまで乗ってあげようか。

バス復活！

しばらく動かしていなかったバスにようやく手を入れた。とりあえずバッテリーを変えて、セルでダメだったら押しがけでもするかと思っていたけどバッテリー交換だけで無事復活！押しがけのためにわざわざ後輩を呼びつけておいたのに・・・ま、いいけど。しかしバッテリーの出費が痛い！前の国産車の時は4000円くらいだったのに、このバッテリーは18000円もしやがった・・・。今月は給料入ったらコート買おうかと思っていたけど我慢かなぁ・・・。

さて、そんなわけで久々にバスを走らせてみたもんだから結構緊張した。エンジンが完全に暖まるまでは低回転が弱くて心配したけど、一度暖まってしまえば快調そのもの。今日みたいに寒い日は車のほうがやっぱり楽だね。まぁ暖房なんて無いようなもんだからそれでも普通に寒かったけど。そんな車だけど今日初めて乗せた後輩や友達は楽しんでくれてたみたい。今の車と比べればいろいろ手間はかかるけど、やっぱりイイ車だと再認識。これからはちゃんと乗ってやらんとね。

バスと夢

今日は祝日で昼間は特に予定もないので、いいかげんワーゲンバスをなんとかしようかと。とりあえずバッテリー交換してセルでかからなければ押しがけする予定だったが、バッテリーの＋端子がガッチガチに固まっていてまったく抜けない。CRCを吹きかけたりしたものの微動だにすらしないので、メンテナンスブックを買うついでに解決策をご教授していただくべくワーゲン専門店のFLAT4へ。・・・しかし休みだった。土日はやってるけど祝日は休みらしい・・・ガビ〜ン。

ってわけでFLAT4の二軒隣にある車屋さんへ。というのも俺がバスを買ったのがこの店なのだ。ほとんど一人で店をきりもりしているここのスタッフは偶然にも俺と同い年。FLAT4の帰りはもちろん、そっち方面に行った帰りなんかに遊びに行ったりしているので、今では客というよりも友達になってしまった。今日もくだらない冗談を言ったり、お互い将来の夢について話をしたりした。彼は年内に横浜方面にオープン予定の新店舗を任せられるらしく、いろんな期待と同時に大きな不安を抱えているという。しかし彼はしっかりとした夢を持っており、今現在もそのために頑張っている。そしてそれを実現させるためにもこの計画は大きなチャンスと多くの経験となる。新店舗をうまく軌道に乗せて、彼の夢が目標へ変わるのもそう遠くはないと俺は信じている。

そんなわけでちょっと顔を出すつもりがついつい長話をしてしまい、結局バスは進展なし。しかし同い年で夢のために頑張っている彼からエネルギーを少しわけてもらった気がする。さぁ、俺も負けてはいられないぞ！

ヤキモチ？

寒くなってきたからか知らんが、このごろバスの機嫌が悪い。こないだの日曜は雨だから彼女とバスでスーパーレーサーに飯を食いに行こうと思ったのにエンジンかかる気配なし。結局近所のラーメン屋に行ってしまった。かかるときはすぐかかるのに一旦かからなくなるとその日はもうダメ。むぅ、やっぱりその時の気温なんかにあわせてキャブを調整するべきか？