最近寒いなぁ〜って感じる日が多くなってきた。少しずつ、しかし確実に冬が近付いている。バイク乗りには辛い季節の始まりである。しかし悪いことばかりでもない。冬はエンジンのかかりこそ悪くなるものの、いったん暖まってしまえば非常に元気良く回ってくれる。なんか寒いからなかなか布団から出ないけど、起きたら身体を暖めるためにもちょっくら走ってみますかね〜的な人間臭さを感じる。それに音がイイ。寒いほうが低音が効いて迫力のある音になる。理由は良くわからないけどそんな気がする。そしてライディング後のコーヒーの暖かさ。こんないつもだったら何気ないことに楽しみを感じられるのは冬ならではかもしれない。
確かに冬は寒くて辛い。けれどバイクで走るのは決して嫌いではない。春は草花の力強さを、夏は緑の鮮やかさを、秋は風の涼しさを、そして冬は夜の静けさを。むき出しの身体で走るバイクだからこそ四季を全身で感じることができる。寒くて辛い冬の夜、だけど熱いハートとエンジンを抱けば恐れるものは何も無い。さぁ、走り出せ!自分の存在を響かせながら。冷えた身体はコーヒーが暖めてくれるから・・・。
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