今日はスーパーレーサーのツーリングで小淵沢インターから10kmほどのカレー屋さんヴィラ・アフガンに行って来た。今回は彼女も初めての参加。というのもこの企画自体、カレーマニアの彼女とスーパーレーサーでこの店の話をしてたのが始まりなのである。
雲が多い天気なものの気温は高く、道も空いてたために気持ち良く走行。いつもはどちらかというと集団先頭近くを走るんだけど、今日は彼女の後ろにくっついて集団後方を走る。彼女はあまりツーリング馴れしてないし、タンク容量が少ないのでなにかと心配なのだ。といっても今回の道程の大半は高速のために特に不満なし。須玉インターで高速を降りてしばらく走れば目的のカレー屋さんに到着。実は木々に隠れて見えづらい場所に建っていたので、最初は気付かずに通り過ぎてしまったり。建物は欧風の洒落た感じの一戸建て。ちょうどお昼時ということもあってすでに多くの順番待ちの先客がいた。そんなわけで順番待ちの間、それぞれ話をしたりバイクを眺めたりして時間を潰すわけだが、Buellで参加した仕事の後輩が他の参加者のバイク(前の型のBuell)で立ちゴケするという大ボケをやらかしてくれた。幸いバイクはブレーキレバーが曲がるくらいのダメージ。まぁオーナーは笑って済ましてくれたし、本人も充分に凹んでたみたいなので話のネタとして丸く収まったが、もう絶対こいつに俺のダブ子は乗せないと心に誓った。(笑)
30分ほどの待ち時間のすえ店内に入ると、アンティークな感じの調度品とこれまたかなりアンティークなベロセットが出迎えてくれた。昭和11年製(西暦で何年かは忘れた)の2スト250ccで、何でもナンバー付きで実走できるのは世界でもこの1台らしい。正直2スト車はあまり好きではない(KDX持ってるけど)のだが、この時代の2スト車はどんなフィーリングなのか興味が湧いた。もちろん動かしてはもらえないが・・・。さて、お目当てのカレーは辛さが普通〜スペシャルの4段階、ご飯の量もS、M、Lから選べる。俺は一番人気のベーコンエッグカレーの辛さ普通でMサイズを注文。しかし、しばらくして運ばれてきたカレーに載っていたのはベーコンというよりもドデカいハム。不覚ながら一瞬たじろいでしまった。味はいろいろなスパイスの香りと素材の甘さがしっかり引き出されていて美味。ただし甘みがあるゆえに辛さがもう少し欲しかったというのが本音。今度来た時はもっと辛いのを頼んでみようと思った。
帰りはそのまま小淵沢から高速に乗る組と、キャンプ場で一泊する組に別れて解散。俺はもちろん明日から仕事なのでそのまま小淵沢へ。帰りはさすがに渋滞が酷く、予想どおり高井戸の手前がかなりヤバそうだったので調布で降りたのだが、まだ時間に余裕があったので後輩と3人で吉祥寺のリトモセレーノへ向かう。ちなみに後輩はここでも高速券を無くすという大ボケをかましてくれた。リトモセレーノはBMWを中心とした旧車を多くあつかうショップ。店内には小さいながらもカフェスペースがあり、バイクを眺めながら食事をすることができるナイスな店である。俺も初めて行ったのだが、憧れのドゥカティ750SSを始めたくさんの旧車が並んでいて、好きな人にはたまらない空間だと思った。オリジナルカスタムBMW(R80?R100?)の他にも何台かは試乗可能ということなので、興味のある人は食事ついでにでも遊びにいってみてはいかがだろうか?
そんなわけで今回は走りよりも食べたり見たりをメインにしたツーリングだった。高速を使って短時間で移動できたので、実際の走行距離ほど疲れは感じなかったし、移動と遊びにきっちりメリハリが効いていて充実度の高い一日を過ごせたと思う。彼女も頑張って走ってくれたし、とても楽しんでくれたみたいなのでまずは一安心。次はどこ行く?なんて言ってくれたので、俺としても面目は保てたかなと。
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