火曜日の雨で風邪をひき、水曜日にバイク乗ったら悪化し、昨日は一日寝込みっぱなし。そして今日もまだ頭痛がするので家でお休み。う〜む、久しぶりに風邪をひいたらずいぶんと長引いてしまった。今年の風邪は喉から来るようで、俺も喉が痛んでから熱がでた。週末はツーリングがあるからしっかり治さなきゃと思っていたら雨っぽいし。む〜、踏んだり蹴ったり。
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昨日は彼女と二人で映画「モーターサイクルダイアリーズ」を観に行った。キューバ革命の英雄チェ・ゲバラの若かりし頃を描いた作品。題名からして思いっきりバイクだし、実際に作中にはノートンが出てくるがバイク映画ってわけではない。前半はバイクに乗って南米大陸を旅する姿が面白おかしく描かれているが、後半になるとバイクは消えて旅や病院でのボランティア活動を通じて大志に目覚めはじめるゲバラの模様が中心となる。はっきり言ってバイク目当てで観に行くと期待外れだ。それに物語自体にも盛り上がりがなく、退屈に感じてしまうかもしれない。単純にバイク映画が観たければ「トルク」のほうが楽しめそうだ。しかし決してつまらないわけではないし、上手く言葉にこそできないが何か感じるものはある映画だと思う。少なくともバイクに乗る男ならば自分も旅に出たくなるのではないだろうか?
今日は彼女と2台で朝から山中湖までツーリング。天気も良く、こりゃ山道も気持ち良さそうだと思っていたら相模湖ICを降りるころにはすっかり曇り空。それからは道志道を通って行ったわけだが予想以上の寒さ。道の駅でポトフを食い、山中湖のジョナサンでアップルパイを食べたらすぐに御殿場から東名乗って帰ってきてしまった。
と言っても今日は夕方からスーパーレーサーでBBQパーティーだったので時間的にも丁度良かったんだけどね。しかも今日はアメリカのカーケア商品「Griot's Garege」を日本で販売しているかたが来て、実際に車とバイクをキレイに磨くというイベント付き。汚れたトライアンフがどんどんピカピカになるのを見ていて、周囲からはまるでどこかの深夜通販番組のようなリアクションの連発!俺も最近エンジン周りの汚れが気になっていたので思わずその場で購入しそうになったほど。それと2ヶ月毎のペースで発刊の車、バイク、自転車を取り上げているフリーペーパー「ON THE ROAD MAGAZINE」を作っているGAOさんとも知り合いになれた。しかも話をしていてたらお互い共通の知り合いがいることが発覚しビックリ!「ON THE ROAD MAGAZINE」最新号には上記の「Griot's Garege」の記事も載っているので興味のあるかたは探してみるといいだろう。「ON THE ROAD MAGAZINE」のサイトをリンクに追加しておいたので詳しくはそちらで。
そんなわけで今日は走る、食う、楽しむという三拍子が揃い、なかなか充実した休日となった。さらに来週はスーパーレーサーで箱根までのツーリングイベントがあるので楽しみである。天気良くて暖かいといいのだが・・・。
前の型のBuellであるS-1に乗っていた会社の同僚が、最近HONDAの現行XRモタードに乗り換えた。オフだかモタードだかの草レースを観に行った際にその空気にヤラれてしまったらしい。ちなみに排気量で言うと4分の1にスケールダウンとなる。せっかく大型を持っているのにもったいないと思う人もいるだろうが俺はそうは思わない。「大型免許を持っているんだから大型しか乗らない!」って人よりも「大型免許は持っているけど、とにかく好きなバイクに乗りたい!」って人のほうがよっぽどカッコいいし、バイクライフを楽しめると思う。選択を広げるための大型免許が逆に選択を狭めていた・・・なんてことになったらそれこそもったいない話だ。果たしてあなたは大丈夫だろうか?
ま、乗り換えじゃなくて買い足しができれば何も言うことはないんだけど・・・ねぇ?
秋になってからというもの梅雨が遅れてやってきたような雨続き。仕事で毎日バイクに乗る俺としてはなんとも憂鬱な今日この頃。んで雨の中バイクに乗るっつーと当然カッパを着るわけだが、いまだかつて完璧なカッパというものに出会ったためしがない。完全防水だのゴアテックスだのと謳った商品数あれど、長時間使用したり何度も使ったりしているうちに必ず染み込んできやがる。快適のための通気性なんてどうでもいいのよね。そりゃ夏にカッパ着れば蒸れるけど、もともと暑いんだからカッパ着なくてもやっていけるしね。問題はこれからの季節。もう汗なんてかかないんだから通気性よりも防水性&耐久性をどうにかしてほしい。いくら通気性良くても濡れて凍えちまうんじゃ話にならん。どこかにドシャ降りの中をぶっ飛ばしてもものともしないタフなカッパはないものか?
バイク乗りは帽子が好きだ・・・と思う。そして帽子好きなバイク乗りの中でもカフェ乗りの多くはハンチング帽が好きだ・・・と思う。というわけでもちろん俺も帽子が好きで、ハンチング帽が大好きだ。そんな俺が愛用しているのがAIGLEのハンチング帽。ちなみに今使っているのが4代目で、先祖は全て高速道路走行中に飛ばされていった・・・。
なぜバイク乗りは帽子が好きなのかを考える。メットを被ることによって崩れた髪型をカバーするため?もしくはメットを被っていたがために薄くなってしまった部分を隠すため?理由は人それぞれだろう。だがカフェ乗りがハンチング帽を愛用するのはこれらの理由以上に「ソレっぽいから」ではないだろうか?俺にしても寝癖がつかないほど髪は短いし、そりゃ「最近薄くなってきたんじゃない?」と指摘されたりもするが、まだ隠すほどではない。やはり「ソレっぽいから」なのである。
「ソレっぽいから」とはつまりカフェレーサーっぽいということ。60年代当時のカフェレーサーを題材とした写真集を見てもレザージャケットにハンチング帽というスタイルは多く確認できる。俺もそういったスタイルに憧れてハンチング帽を被るようになった。残念ながらレザージャケットは金銭的、及び体型的理由により購入には至ってはいない。それに俺にはあまり似合わないだろうし。しかしなぜ当時のカフェレーサーにはハンチング帽が多かったのだろう?帽子なら他にもいろいろあっただろうに・・・。
その理由にまずカフェのスタイルにマッチするからというルックスによるものがあるだろう。たしかにカフェ乗りのスッキリしたスタイルにハンチング帽は良く似合っている。しかしそれ以外を自分なりに考えてみると「柔らかいから」という理由に行き着いた。柔らかい、つまりはコンパクトにでき、形崩れの心配が少ないのである。カフェレーサーはスピードを追い求める。そのためにバイクは必要最低限のものしかつけないし、乗り手自身もできるだけスマートな格好をするためバッグを背負ったりはしない。もしそんな彼らのなかにシルクハットでも流行ろうものなら大変だ。バイクに乗る間あの大きい帽子をどこにしまえばいいのというのか。もちろんシルクハットは例えとしての話だが、ハンチング帽なら鍔を包むようにたたんでジャケットでも尻ポケでも簡単に収納することができる。他にもアルミタンクを固定するベルトの間にそのまま挟んだっていい。ようするにハンチング帽というのは見た目だけじゃなく実用性のうえでもカフェレーサーに好まれる理由を持っていた。とういうのが今回の考察での自分なりの結論だが、みなさんいかがだろうか?
さて、これから俺は「帽子ってなんかいいよねっていう話がなぜここまで膨れ上がってしまったのか?」ということについて考えながら長い夜を過ごそうかと思う。ってかもう寝る。
今日は友人の結婚式のためにWで横浜へ。台風一過で快晴・・・かと思いきやなぜか曇り空。おまけに家を出ようとしたとたん細かい雨が降り出してくる。いまさら電車で行く時間もないので第三京浜カッ飛ばして無事到着。
そんなわけで今日は滅多に着ないスーツでWに乗ることとなった。普段はカジュアルな服装で乗ることが多いが、Wにはスーツもアリかと思う。スーツを着てカフェに跨がりゴーグルを下ろすと「俺って英国紳士っぽいかも・・・!?」とか考えて一人で悦に浸ってしまうのである。遊び心を忘れない大人になるっていうのが俺の目標のひとつだが、スーツでバイクに乗るとなんとなくそんな大人になれているんではないかと勘違いさせてくれる。大人向けのバイク雑誌などには時々外人モデルがスーツでトライアンフやドゥカティに乗っている写真があり、その姿に密かに憧れているからってのもある。もちろん自分は日本人なうえ、モデルとは正反対のたるみきった身体なものだからほんと勘違いはなはだしいのだが。でもしょせんバイクなんてものは自己満足するための道具だと思う。バイクに乗っている時だけでも現実を忘れて憧れの英国紳士になってみたって誰も文句は言うまい。
そうしてまたWに跨がると、ゴーグル越しに見える雨上がりの横浜は一夜だけ霧の街に変わるのだった。
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