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ダブルトリプル

GW2日目の土曜は箱根にW3台でツーリングに行ってきた。mixiのW650コミュで呼びかけたもので、参加者は俺と、前日納車されたばかりの「ひさえっち」さん、彼女さんとタンデムで参加の「ちひろ」さんの4名。ちょうど同じ日、箱根ターンパイクにバイク用品メーカーのダムトラックスがカフェをオープンさせるって情報を仕入れたので、ツーリングがてら見に行くというのがとりあえずの目的。俺の中ではダムトラックス製品ってガキっぽくて安っぽいってイメージだったのだが、エースカフェグッズも販売するという話だったのでTシャツでもあれば買っちゃおうかなと。

さて、当日は海老名SAに9時集合なのだが、ひさえっちさんが寝坊のため遅刻。結局1時間送れの10時出発になってしまうという不安な幕開け。それでも走り出してしまえば快調そのもので、暖かい日差しを浴びながらあっという間にターンパイク到着。ありました、ダムトラックスカフェ。しかし予想以上に小さかったので危うく通り過ぎてしまうとこだった。ここでは軽食の他にもメット等のダムトラックス製品がおいてあり、1000円以上の買い物をするとターンパイク通行券（500円）が貰える。ということでみんな食べ物や小物を買って通行券をゲットしていたが、俺はすでにひさえっちさんを待つ時間で飯を食ってしまっていたので素直に500円払ってターンパイクへ。あ、ちなみにエースカフェグッズはおいてなかった・・・。（笑

その後もツーリングは比較的順調に進み、ターンパイクから伊豆スカで亀山峠へ行き、そこから伊東へ下り、腹ごしらえとなった。どこで食べるかは決めてなかったが、やはり海の幸を食べようということで海沿いの店へ。伊豆で海の幸といえばやはり伊勢エビだろう。当然この店にも伊勢エビメニューは豊富にあったが、そのどれもが予想どおりの高値。俺はそんななかで割りと安い感じのした伊勢エビ天丼膳（1800円）を注文。ひさえっちさんはアワビのつぼ焼きと焼き魚膳、ちひろさんペアは海鮮丼を注文。どれもとても美味しそうだったが、ちひろさんペアはワサビを入れ過ぎ（一般のものよりかなり辛いワサビだったらしい）涙を流しながら食べることに。彼女さんなんて鼻をつまみながら食おうとしてた。俺とひさえっちさんはそれを見て爆笑。当人にとっては辛いはせっかくの料理の味がわからないわで散々だったろうけど、こっちとしては良い思い出ができたかなと。ちなみに俺の伊勢エビ天丼はさすがに美味かったよ。ひさえっちさんは焼き魚が小さいと嘆いていたけど。（笑

それからは有料道路使いまくりでR135を北上。西湘バイパスから1号に入り、第三京浜を使い帰宅。途中でNAP'sに寄ってお買い物したり。ちなみに俺はベンツやジャガー等の外車にも使われている高級ワックス「オートグリム」を購入。使った感想はまた後日。そんなわけで、W650コミュ初のツーリング企画だったけど、まずは大成功と言っていいんじゃなかろうか？天気も良し、ペースも良し、距離も良しの3拍子が揃っていたし、なによりもみんな同年代だったので気を使う必要がなかったのが良かった。他のみんなも楽しんでいただけたみたいだし、企画者冥利に尽きるってもんですわ。是非また近いうちに企画したいと思った。それにしてもちひろさん達を見ててタンデムツーリングって楽しそうだなぁと思った。高速の料金所での支払いもスムーズだし、走行中は彼女さんが撮影役となって写真や動画を撮っていたし。今までタンデムツーリングなんて面倒なだけじゃんって思っていたけど、意外と悪くないかもね。といっても俺のWじゃなかなかそう上手くはいかないかもしれないけどさ。とにかく充実した一日でした。ちなみに実は水曜も仕事仲間と伊豆に走りに行く予定だったり。（笑

ダイオードを買いモード！？

ダブ子のテールランプが玉切れしてるので東雲のライコランドまで買いに行ってきた。んで店に入ってすぐバルブのコーナーに行ったんだけど、LEDバルブのコーナーが併設されていたのでいろいろと見てみた。LEDには長寿命、省電力、発熱が少ない等といった素晴らしい利点があるので、これを機にLEDにしちゃおうかなんて考えたんだけど、肝心の値段がなんとひとつ6000円！そりゃ普通のバルブよりは高いと思っていたけど、その差はおよそ20倍ですよ！5年近くWに乗ってるけど玉切れなんてこれでまだ2〜3回目くらいということを考えると、単純計算でこのまま40年くらい乗らないと元を取れないっつー話ですよ！それにスーパースポーツやビッグスクーターなんかには見た目的にもちょっとしたカスタムになるかもしれんけど、Wは別にLEDにしても見た目はほとんど変わらんしなぁ・・・。むしろどっちかっつーとそういうハイテクパーツは似合わんからなぁ・・・。ってわけで結局2個セットで600円くらいの普通のバルブを買って帰ってきた。いずれLEDのコストがもっと低くなって1500円くらいになったら買ってみてもいいけど、今はこれで充分ですわ。

夜に沈む

今日はとてもムシャクシャする事があって、仕事が終わって家に帰ってきてもまったく落ち着かず、このままバイクでどこかへ走りに行こくことにした。こういう時は本来一人で哀愁を漂わせながら走るのがカッコいいのだろうが、強がりだけど寂しがり屋な俺はついつい誰か一緒に行く人を探してしまう。しかし実際こういったワガママに付き合ってくれるバイク乗りの友人はほとんどおらず、結局一人で行くことに。とりあえず深夜なのでエンジンをかけたらすぐに近くのコンビニまで移動してから暖気。孤独な自分に少しの酔いを感じつつもやっぱり寂しいものである。見栄っ張りで弱いところを見せない性分なもんで、こういうときに頼れる友人がいないという事実がさらに気分を落ち込ませる。まぁそんなこと思っていてもしょうがないとバイクに跨がろうとしたら・・・テールランプが点いてないじゃん！ブレーキ踏んでも点かない・・・。いつのまにかスモールもビッグも玉切れしてたみたい。結局おまわりにビビって友達のいる近所のBarに行ってちょっと遊んで帰ってきてしまった。はぁ・・・自分のヘタレさにうんざり。

カワサキフェア

今日は彼女と一緒にツーリングに行く予定だったけど諸事情によりキャンセル。代わりにスーパーレーサー行った後に台場でやっていたカワサキフェアに行ってきた。いろいろと試乗できるみたいだからハイパワー車でも乗ってみようかなと思っていたけど、試乗の列がかなり長くなっていたのでぶらっとする程度で帰ってきてしまった。でもWミーティングで顔なじみになってる人達と久しぶりに顔をあわせることができたので良かったかなと。相互リンクさせて頂いてるOZZYさんのアルミタンクの男っぽいカフェWも実際に見て跨がることができたし。シングルシートの狭さというかホールド感が良かった。俺も一人乗り用にシングルシート欲しいんだよね。できればシートカウル部分がアルミ製だといいんだけど、市販品じゃそんなのなさそうだしなぁ。いつかあぶく銭が入ったらワンオフで作ってみたい。でもそれだとほんと俺のWはあぶく銭カスタムになっちゃうね。あ〜、それとキャンギャルの綺麗な脚が見れたのは一番の収穫かな。

アメリカンスピリット

突然だが国産アメリカンってのは何だか好きになれんのよね。ハーレーに比べると音も鼓動も小さくてどうしてもショボく感じる。それなのに見た目はしっかりアメリカンしてるもんだから余計にニセモノっぽく見えてしまうのよ。乗ってる人にはもの凄く失礼だとはわかっているけどさ。メーカーが日本の制度と交通に合ったものを真面目に作った結果だろうと思うし、乗ったことないけどハーレーよりも全然乗りやすい（少なくとも日本では）だろうとも思う。それにそんなこと言ったらWなんてもろにトライアンフのパクりだろって意見もごもっともである。でも現実的に国産アメリカンってハーレーへの繋ぎとして乗られてることが多いよね。繋ぎだから大事にしてないとは思ってないけど、いつかはハーレーって思いながら乗ってる人多いんじゃないかな？それに比べるといつかはトライアンフって思いながらWに乗っている人って少ないと思う。少なくとも俺はそんなこと思っていない。そりゃトライアンフも欲しいとは思うけど、Wを手放す気はまったくない。だって現行ボンネビルよりWのほうがずっと英国車っぽいんだもん。なんせWが本場イギリスでヒットしたせいでボンネビルの発売が早まったくらいですから。でも国産アメリカンはアメリカでヒットしてないでしょ？

ようするにマネをマネのまま終わらせるか、オリジナルを超えるくらいまでやり抜くのかの違いじゃなかろうか？といってもハーレーを超える国産アメリカンってどんなんだろうって考えてもいまいち想像できない。それに本家のハーレーでさえ最近のモデルは音も鼓動も控えめになっちゃってるしね。だったらマネするんじゃなくて日本人にしか作れないようなアメリカンを作って欲しいと思うわけさ。V-MAXなんかがイイ例だよね。ま、いわゆるアメリカンってのとはちょっと違うけどさ。でもV-MAXは海外でももの凄くヒットしているし、あれはカッコイイなと俺も思う。もう時代遅れと言われてもいいってか確実に時代遅れなバイクなのにいまだに多くの人を惹き付ける魅力があるよね。国産アメリカンが必要ないって言ってるんじゃないのよ。扱いやすかったり足付き良かったり頑丈だったりたくさんイジれたりってイイところもたくさんある。ただハーレーを超えてやるぜ！とかスゲーもん作ってやるぜ！とかいったスピリットを感じる国産アメリカンがないのが嫌であり残念なのよね。

おかえり！

本日、ダブ子の怪我が完治して帰ってきた。前後スプロケ、チェーン、ハブ周辺を交換して乗り心地も大幅アップ！ん〜やっぱダブ子は最高だわ。ちなみに今回、スプロケをAFAMのゴールドのやつにしてみた。チェーンもゴールドにしようか迷ってたけどそっちは結局ノーマルのまま。チェーンまでゴールドにしたらちとクドいかなと思ってね。値段もかなり高いしさ。

さて交換後の感想だが、個人的にはカッコ良くなったと思う。ダブ子はタンクやフォーク、マフラー等ちょっとしたポイントで金色を使っているのでバランス的にも調度イイんじゃなかろうか？欲を言えばフロントのディスクローターをサンスターのやつにでもすればもっとバランスとれてイイ感じかと思う。チェーンもノーマルのままで正解だったかなと。でも彼女は「チェーンがゴールドなのはカッコイイと思うけどスプロケはねぇ・・・」だそうで・・・トホホ。さらには「私の嫌いなスポーツネイキッドみたいでなんか嫌！」って知るかボケェッ！

そんなわけでさらにカッコ良くなって帰ってきたダブ子の画像はフォトアルバムにアップしておいた。ようやく3月になり春が来るまであともう少し。早く暖かくなって遠くへ走りに行きたいもんだね。

雨降って地固まる？

W子が入院してもうた・・・。

昨日走っていたらリアのベアリングがイカレてスプロケ側のハブが飛び出しスイングアームに干渉。ハブはアルミなので簡単に削れてしまい交換するはめに。今週末にベアリング周りのパーツ交換をする予定だっただけにかなりショック。今まで4年半乗っていて故障とかはまったくと言っていいほどなかったしね。先日オイル交換したときにヘタっているのはわかっていたんだから早めに交換しとけば良かったんだけど、その時は金欠だったから給料入ってからってことにしたんだよ。でもやっぱりこういうことは早めに交換するべきだと痛感。おかげで2万くらい余計な出費になってしもうた。おまけにショックのあまりイラついてしまって、心配する彼女に冷たくあたってしまった・・・反省。ま、今はもう開きなおったし、彼女にもちゃんと謝ったから平気だけどね。

というわけで出費は痛いけど今回の事はいろいろと勉強にはなったから良しとするかな？予定では来週の火曜くらいに帰ってくるらしい。チェーンとスプロケも交換して駆動系がリフレッシュされて帰ってくるから楽しみである。

4年半の疲れ

今日はダブ子のオイルを交換してきた。俺はいつもダブ子を買った店にオイル交換を任せているので特にオイルの銘柄や堅さにこだわっているわけではない。でもやっぱりオイルによってずいぶんと違ってくるものなんだろうか？良くあのオイルは良いとかこのバイクに合うとか聞くので気にはなるんだけれど、別に今まで入れてきたオイルに不満があるわけではないのであまり変えようとは思わない。不満がないところに余計な手を加えて失敗するのもバカみたいだし。今回も交換前と後ではそれなりにシフトフィーリングの違いが体感できたけれど、別に交換前でもそんなに調子が悪かったわけでもない。とりあえず3000km毎にキッチリ交換してるのでこのままでいいかなと思っている。でもやっぱり気にはなるんだよね。実際そこんとこどうなんだろう？そんなに違うものなのかな？

で、オイル交換のついでに軽く他のところも見てもらったんだけど、リアのベアリングがもうヤバいらしい。確かに手で回しても結構な抵抗を感じるんだけど、交換するほどとは思っていなかった。でも思い出してみれば買ったばかりのときは簡単にクルクル回っていたような・・・。こういうのって少しずつ劣化していくからなかなか気づきにくいよね。タイヤみたいに目に見えて交換する基準があればいいんだけどこれはそうじゃなくて感覚だから。もう4年以上乗っているから新車の時の正常な状態ってのを忘れていってしまって、それが正常な状態なのかもわからなくなっていたみたい。他にもクラッチがそろそろ寿命ということなんだけど、お金がないのでまずはベアリング類、スプロケ、チェーンの交換を次の給料が入り次第済ませる予定。新しいスプロケはAFAMのゴールドのヤツにしてみようかな？軽いぶん消耗が激しいらしいけど、とりあえずルックス的にどんな感じになるか試してみたい。チェーンもゴールドにしようか迷っているけど、あまり金色が多くなってもバランス悪いかもしれないし値段も高いからなぁ。

やっぱり長く乗っているとメンテナンスなどで手間やお金がかかってくる。正直ベアリング交換等の出費は痛い。でもそれは当たり前だし、人間でもちゃんと身体のケアしないと元気でいられないしね。カスタムしたい部分もまだあるけれど、ダブ子にはこれからもずっと乗り続けたいと思っているのでまずはこういう部分にしっかりお金をかけておかないと。乗れなくなってしまったらカスタムした意味もないしね。いつか子供が生まれて大人になり、一緒に2台（もしくは3台）でツーリングに行くことがあったら、やっぱりその時に乗るバイクも今と同じピカピカのダブ子であってほしいと思う。

元気なWと怒る彼女

今日はちょっとした用事があってスーパーレーサーに行ってきた。そのついでに正月休みにやろうと思っていて結局できなかったWのメンテをしようと思い、店に行く前に東雲のライコランドでDENSOのイリジウムプラグを購入。今つけているNGKのイリジウムプラグよりもWとの相性が良いらしい。

スーパーレーサーに着くなり急いでエアクリーナー洗浄に取りかかる。家からペットボトルに入れて持ってきた灯油で洗うわけだが、早くしないと使い終わった後の灯油を引き取ってくれる隣のガソリンスタンドが閉店してしまうのである。普通はサイドカバーを外せばエアクリーナーにアクセスできるのだが、俺のWはロングタンクになっているためにタンク＆タンクアダプターを外す必要あり。エアクリーナーを外して、灯油の入ったバケツに放り込んで揉み洗い。半年以上洗ってなかったのであっという間に灯油が黒くなってしまった。洗い終わったら灯油をスタンドに引き取ってもらい、乾かしている間にプラグ交換。プラグを外してみると思っていたよりも消耗していなかった。といってもかれこれ交換推奨走行距離の5倍ほど走っているのでさすがに交換。店内でタンクを抱えて磨きながらご飯を食べた後、タンクのおかげで普段手の届かない部分の錆や汚れを落とす。エアクリーナーが乾いたらオイルを適量垂らして馴染ませる。そして外したのと逆の順番で部品を取り付けていけば作業終了！

というわけで、久しぶりのメンテで中も外もリフレッシュしたWに火を入れてみる。するとアイドリングの安定感や吹け上がりの良さがまるで違うのがすぐにわかる。排気音も元気良く弾けてる感じ。バイク乗るけどメカに弱い彼女でさえ違いを感じることができるほど。充分に暖気した後に走ってみると「あれ〜？Wってこんなに速かったっけ〜？」って感じ。実は最近Wのパワーがもうちょっと欲しいなと思ったりもしてたんだけど、これだけ走ってくれれば何の文句もない。おまけにちょっと気になっていたエンブレ時のアフターファイアーもピタッと治まってますます快適な走りに。いや〜、プラグとエアクリのメンテは面倒なもんだからついつい先延ばしにしちゃってたけど、やっぱり基本って大事だね。ほんと目からウロコな感じ。とにかく気持ち良く走ってくれるもんだからついつい遠回りして帰ってしまった。今まで放ったらかしでゴメンよW。でもこれでますます好きになっちまったぜ！

ちなみにWをダブ子と呼んでメンテしていたら、放ったらかしにしてた彼女に怒られた。「お前は一人でも生きて行けるが、ダブ子には俺がいないとダメなんだっ！」って言い訳したらもっと怒られた。女ゴコロって難しいね・・・。

冬の楽しみ

最近寒いなぁ〜って感じる日が多くなってきた。少しずつ、しかし確実に冬が近付いている。バイク乗りには辛い季節の始まりである。しかし悪いことばかりでもない。冬はエンジンのかかりこそ悪くなるものの、いったん暖まってしまえば非常に元気良く回ってくれる。なんか寒いからなかなか布団から出ないけど、起きたら身体を暖めるためにもちょっくら走ってみますかね〜的な人間臭さを感じる。それに音がイイ。寒いほうが低音が効いて迫力のある音になる。理由は良くわからないけどそんな気がする。そしてライディング後のコーヒーの暖かさ。こんないつもだったら何気ないことに楽しみを感じられるのは冬ならではかもしれない。

確かに冬は寒くて辛い。けれどバイクで走るのは決して嫌いではない。春は草花の力強さを、夏は緑の鮮やかさを、秋は風の涼しさを、そして冬は夜の静けさを。むき出しの身体で走るバイクだからこそ四季を全身で感じることができる。寒くて辛い冬の夜、だけど熱いハートとエンジンを抱けば恐れるものは何も無い。さぁ、走り出せ！自分の存在を響かせながら。冷えた身体はコーヒーが暖めてくれるから・・・。